2016年のワールドブリュワーズカップでアジア人初の優勝を果たした粕谷哲さんですが、経営される店舗のほかに、ファミリーマートでも粕谷哲さん監修のコーヒーが飲めたり、YouTubeでもおいしいコーヒーの淹れ方を惜しみなく教えていらっしゃいます。
この記事では、粕谷哲さんのプロフィールや経歴とおすすめのコーヒーグッズをご紹介したいと思います。
この記事でわかること
・粕谷哲のwikiプロフィールは?
・粕谷哲の経歴バリスタになるまで?
・粕谷哲のおすすめのコーヒーグッズは?
をご紹介します。
粕谷哲のwikiプロフィールは?
名前:粕谷哲(かすや てつ)
生年月日:1984年12月13日
年齢:40歳(2025年1月現在)
出身地:茨城県美浦村
趣味:靴磨き・写経
所属:Philocoffea(フィロコフィア)
粕谷哲さんの成績
2015年2月:ジャパンエアロプレスチャンピオンシップ 優勝
2015年10月:ジャパン ブリューワーズ カップ 優勝
2016年:WORLD BREWERS CUP 優勝
粕谷哲さんの4:6メソッドの本買ったからコーヒー飲みながら読む😌 pic.twitter.com/MBMeKoPhwH
— m.a.y.u (@0r0k0r0n) January 26, 2025

ジャパンエアロプレスチャンピオンシップとブリュワーズカップは、どちらもコーヒーを抽出技術を競う大会ですが、使用する器具や目的に違いがあります。
粕谷哲が受賞したジャパンエアロプレスチャンピオンシップとブリュワーズカップのちがい
使用する抽出器具の違い
- ジャパンエアロプレスチャンピオンシップ
- エアロプレスと呼ばれる特定の器具を使って競技します。
- エアロプレスは手軽で持ち運びが簡単な器具で、短時間で抽出するのが特徴です。
- 参加者はこの器具を用いて、創意工夫を凝らしたレシピでコーヒーを抽出します。
- ブリュワーズカップ
- 抽出器具は自由で、ハンドドリップ(ペーパーフィルター)、ケメックス、フレンチプレスなど、好みの方法を選べます。
- より幅広い抽出技術や理論が試され、自由度が高い点が特徴です。
競技の目的と評価ポイント
- ジャパンエアロプレスチャンピオンシップ
- エアロプレス特有の抽出方法を活かして、シンプルで美味しい一杯を作ることが目的です。
- 評価は主に「味のバランス」と「一貫性」にフォーカスされ、シンプルさや即興性が重視されます。
- カジュアルな雰囲気のイベントで、競技者のクリエイティビティが評価されます。
- ブリュワーズカップ
- 高いレベルの技術と理論に基づいた、完璧な一杯を目指します。
- 味の評価だけでなく、競技者のプレゼンテーション能力、レシピの論理性、抽出手順の一貫性など、包括的に評価されます。
- プロフェッショナル向けの大会で、競技者の知識やスキルが試されます。

コーヒーのおいしさの評価・淹れ方にちがいがあったとは、知りませんでした。
ブリュワーズカップで優勝された日本代表の粕谷哲さんは、コーヒーの知識や美味しさが評価されたのですね。
エアロプレスとは、こんな感じの器具です。

なじみがないカタチですけど、これで美味しいコーヒーが抽出できるそうです。
やっぱり極めた方は、ちがいますね。
という訳でおはようございますん〜今朝はお弁当作りやらでバタバタしたのでコーヒーはこちら!ファミマの新商品粕谷哲さん監修のチョコ香るカフェラテ!チルドコーヒー甘いやつって飲んだ後も甘さが口に残る事が多いけどここは流石のファミマ×粕谷さん!勿論甘さはあるけど比較的スッキリ!美味しい♪ pic.twitter.com/1wCXWY20kH
— kumurimuri (@kumurimuri) December 17, 2024
粕谷哲の経歴バリスタになるまで?
青山学院大学院終了後にベンチャーIT企業に入社し、コンサル業に就く。
東日本大震災でボランティアに参加し、死生観が変わる。
勤務してる間に、1型糖尿病を発症して入院し、死ぬまでにやりたいことを考えるきっかけとなる。
2週間の検査入院の中でコーヒーを入れてみたら、まずかったので疑問に思って毎日何杯も淹れてみた。
退院してコンサルに復帰しても、趣味でコーヒーを淹れ続ける。
イギリスで暮らす夢をあきらめきれずに、4年間勤務したベンチャーIT企業を退社する。
コーヒーファクトリーでバイトをしているうちに、コーヒー豆の生産地に行って、感銘を受けて価値観が変わり、バリスタもいい仕事かもしれない!!と思うようになる。
生産者の工夫や努力を伝えられるようになりたい!と、毎日コーヒーを淹れる練習を重ねる。
イギリスに行こうと思っていたら、ジャパンエアロプレスチャンピオンシップで優勝!!
イギリスに行く前の記念にワールドブリュワーズカップに出場して、アジア人初優勝。
コーヒーカンパニー「Philocoffea」(フィロコフィア)を設立。
カフェコンサルティング、バリスタへのコーチングの仕事に務める。

実は、糖尿病で退院後に通院していた病院の栄養士さんが、今の奥さまだそうです。糖尿病を発症して、得るものは多かったのですね。
ここまでひとつのことに集中できるのは、スゴイですね!
大会までのプレッシャーがすごかったとか?毎日、出場を決めたことを後悔していたとか・・・
ジャパンエアロプレスチャンピオンシップの前日に、師匠に淹れるコーヒーを荒く引いてしまったけど、それがおいしかったから、その引き方で淹れて優勝したそうです。
ただならぬ運も持っていますよね。
1型糖尿病を発症したのは、本当にたいへんだったと思います。
私も極度の喉の渇き、1日1kgぐらいのペースでの体重減少、栄養が取れないから立っていることも大変になりました。
持病もあるので、本当に死ぬまでに何をやりたいのか?考えました。
その中で粕谷哲さんが、コーヒーの世界で成功されたことを知ってうれしくなりました。
粕谷哲の店Philocoffea店舗はどこ?
Philocoffeaシャポー船橋店
Philocoffeaプラッツ習志野店
Philocoffea201
Philocoffeaホームページ
粕谷哲さんの店舗Philocoffeaは、3店舗ありました。
ほかに焙煎所があるようです。
Philocoffea Instagram
粕谷哲のおすすめのコーヒーグッズは?
・コーヒードリッパー:ハリオV60透過ドリッパー(樹脂製)1人用 ¥550
珈琲豆の旨味と香りをしっかり抽出し、淹れ方の加減で様々な好みに合わせて味を変化さ せることができます。
プロの現場でも選ばれ、世界75以上の国や地域で使われています。
・コーヒーサーバー:ハリオV60グラスサーバー360クリア ¥2310
HARIO Glass®製で電子レンジや食洗機もOKや保温性に優れたものがあります。
汚れが付着しても、洗いやすいものがよい。
・ケトル:ハリオミニドリップケトル・粕谷モデル300ml \4400
注ぎ口の細いドリップケトルはお湯の量やスピードがコントロールしやすく、おいしいコーヒーを淹れるのに役立ちます。
沸騰したお湯をミニドリップケトルに入れ替えて使用します。(お湯の温度は90℃前後)
温度調節機能が付いたケトルもあります。
・スケール:ハリオV60ドリップスケール ¥7700
おいしいコーヒーを淹れるために欠かせない、抽出量と抽出時間の両方を計測できるスケール。
・グラインダー:タイムモアコーヒーグラインダーC2 ¥12260
グラインダーでコーヒーの味が決まる!と言ってもいいくらい重要なグッズ。
・グラインダー:コマンダンテC40MK-4 ¥39900~
ドイツ製のハンドメイドの高級グラインダー。いいものをそろえたいなら、タイムモアよりコマンダンテ。

先日、テレビの正月特番でヒロミさんが、かっぱ橋でコマンダンテのグラインダー(木目)を買っていました。
粕谷哲さんは、いい豆を買っても、グラインダーが悪いとコーヒーがまずくなると言っていました。
ドリッパーは何でもいい!!と言っていたような・・・
高いグラインダーを使って、粕谷哲さんの研究した【4:6メゾット】でコーヒーを淹れると、美味しいコーヒーを淹れられるということなんですね。
美味しいコーヒーを淹れたい方は、ぜひ試してほしいと思います。
まとめ
粕谷哲さんののwikiプロフィールをご紹介しました。
粕谷哲さんの経歴バリスタになるまでや、競技の違い、出店したPhilocoffea(フィロコフィア)の店舗をご紹介しました。
粕谷哲さんおすすめのコーヒーグッズをご紹介しました。
粕谷哲さんは、アメリカに進出する夢も持っています。
身近なところでは、ファミリーマートやネスカフェのコーヒーの監修もされているようです。
これからも夢を大事に、カフェコンサルティング、バリスタへのコーチングの仕事も粕谷哲さんの後に続くようにお願いしたいと思います。
私もコーヒーの淹れ方にかなり興味を持つことができました。
粕谷哲さんのYouTubeも好評のようなので、わかりやすく興味が持てると思います。
最後まで読んでいただいてありがとうございました。
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