いいにおいのキミが好き 【k568agotp10901】

部活後の体育館に漂うのは、青春の汗と切なさの涙——。バスケ部イチローの、負けた試合の悔しさでぐしょ濡れになったあの匂いこそ、黒ギャル・ひなこを狂わせる至高の香りなんです。『いいにおいのキミが好き』は、ただの学園ラブストーリーではありません。鬱ノ宮うかつ先生が描き出す、匂いという極めてプライベートなフェティシズムを通じて二人の距離がゼロになるまで近づいていく、濃厚で官能的なひと夏の物語。

最初は「口封じ」という少し歪んだ関係で始まった二人。イチローは負け試合の恥ずかしさを抱え、ひなこは彼の汗の香りに心を奪われていきます。しかし、この関係はやがて、互いの本質を貪り合うような激しい肉体関係へと発展するのです。特に、試合に負けて泣くイチローの、汗と涙が混ざり合った匂いにひなこが我慢できなくなるシーンは、この作品のクライマックス。「もう、だめ…」というひなこの呟きとともに、それまでの「嗅がせる」関係から一気に「貪る」関係へと転落する興奮は、読者の胸を締め付けずにはおきません。

鬱ノ宮うかつ先生の描くセックスは、ただエロいだけではないのです。青春の持つもどかしさ、羞恥心、そしてそれらを突き破るほどの強い欲求が、繊細なタッチで描かれています。ひなこのようなギャルキャラと、真面目そうなイチローという組み合わせからは想像できないほどのピュアな感情が、Hシーンの中ににじみ出ているのも魅力。読者からは「匂いというフェチ要素がここまでエロく描けるのかと驚いた」「ギャルと男子生徒の関係が、歪でありながらどこか純愛に見えてくる」といった声が寄せられるほど、唯一無二の読後感を味わえる作品です。

FANZAで独占先行販売中の本作は、学園もの、ギャルもの、そして濃厚なラブ＆Hを求めるすべての読者に贈りたい一冊。匂いという五感の一つを刺激するような、新感覚のエロティシズムを、どうぞご賞味あれ。